むくみを取るためのリンパマッサージをする

リンパ節を中心にマッサージ

人の身体にはリンパ腺が細かく張り巡らされていて、老廃物を取り除く役割を担っています。そのリンパ腺の流れが悪くなると、老廃物や水分が蓄積されやすくなり、むくみを引き起こすことがあります。そんな時は、マッサージを行うことで流れを活性化させてあげると良いでしょう。そして数あるリンパ腺の中でも比較的太い、リンパ節という部分を刺激すると高い効果が見込めます。顔に関するリンパ節は耳の前後とあごの下、鎖骨周辺にあります。したがってマッサージの形は、耳から顎を通って鎖骨に向かう流れが基本となります。特別な道具は必要なく、指で流れを意識しながら、基本の流れをなぞるように力をかけていきます。耳からあごのルート以外にも、額から鼻の横を通ったり、頬骨の下辺りを押すのも良いです。

効果的なマッサージにするために

リンパマッサージは血行がある程度促進されているタイミングが望ましいため、お風呂上りが適しています。また事前に軽く身体を動かして、温めるのも良いでしょう。そして1回当たり数分程度のリンパマッサージであれば、毎日行っても特に問題にはなりません。ただやりすぎは禁物なので、多くても1日3回程度に留めておいた方が良いでしょう。また肌をなぞる際には指との摩擦が発生し、その摩擦がシミやシワに繋がる恐れがあります。したがって摩擦を少なくするために、オイルやクリームを使用しましょう。摩擦が減るとマッサージもしやすくなり、一石二鳥です。そして力の入れすぎも摩擦と同様にマイナスになるため、痛みを感じない程度の強さに抑えることが大切です。