きれいな肌を作るにはストレス対策も大切

そのブツブツ・ザラザラ、ストレスが原因かも!

繰り返すニキビや吹き出物、肌表面のザラツキなど、肌トラブルがあると気になってしまいますよね。実は、これらの肌悩みは紫外線や摩擦などの外部刺激や、誤ったスキンケアだけが原因で生じるものではないのです。ほかに考えられる肌トラブルの原因の1つとして、ストレスが挙げられます。ストレスがたまると自律神経が乱れ、さらには免疫機能も低下します。すると、肌は正常な生まれ変わりのサイクル(ターンオーバー)が保てなくなってしまい、肌の不調を引き起こしてしまいます。これがストレスによるニキビや吹き出物などの肌トラブルの一因となるのです。肌トラブルが起きた時には、メイクやスキンケアの方法を見直すだけでなく、ストレスを蓄積させない・上手に発散する方法も一緒に考えてみてはいかかでしょうか。

ストレスで顔色がくすんでしまうことも!

ストレスがたまると、血行不良を起こして身体の様々な箇所に不調が生じます。代表的なものとしては肩こりなどがよく知られていますが、実はストレス起因で起こる血行の乱れは、顔の肌トラブルを引き起こす要因となることもあるのです。血流が滞ると、顔の肌表面の温度が下がり、それによりバリア機能が低下します。バリア機能が低下した肌は乾燥し刺激に対して弱くなってしまうので、乾燥によって顔色がくすんだり、炎症を起こして赤くなってしまったりするケースが起こりうるのです。さらに、肌細胞のたんぱく質が脂質や糖と結合して起きる「糖化」は、黄ぐすみの原因となります。ストレスがたまると肌は糖化が起こりやすい環境になってしまいますので、健やかな肌のためにも日ごろからストレスとうまく付き合っていく方法を考えることが大切です。